主催者挨拶 | とりでバーベキュー大会

主催者挨拶

ごあいさつ



「心のふれあい」、そして「人と人とのつながり」を大切にして開催するバーベキュー大会も、今回で6回目を迎える運びに至りました。

このバーベキュー大会を通して私たちは「カテゴリーを超えた交流増進」を目指してまいります。

「カテゴリー」というと、ちょっとイメージが難しいかもしれませんが、たとえば私の場合、「小学校同期仲間」とか、「高校仲間」とか「大学仲間」とか、「地元商工会の仲間」のようなカテゴリーがあります。

このカテゴリーは、基本的には入り混じることはありません。

なぜならば、人間はある程度のカテゴリーから守られた状態において心地よさを感じるものだからです。

大げさな例を出すと、知り合いが誰もいない場所に飛び込んでいくことは誰しも勇気がいることです。

逆に、みんな知っていて、共通点も多い環境を人々は好んで交流を深めます。

ですが、これはすごくもったいないことだと思うのです。

人間がどうやってこの世に誕生したかを考えてみると、もともと皆、つながっていたことが分かる。

数十億人という莫大な人間社会や文明を築き上げた反面、人間はいつしか国籍や性別や家族ごとに枠を作り、そのカテゴリーごとに縄張りを張るようになってきた。

たった性別が違っただけで、たった隣近所なだけで、たった国籍が違っただけなのに、人間は他人と部類されるものを極度に避けて生きる社会になってきた。

でも、もとをたどってみれば、みんな血がつながっているし、みんな家族なんだ。

そのことを忘れずに生きていきたいんだ。

だから私は、すこしでも地球兄弟の気持ちを世に発信していきたいです。

参加者の中には取手市内の方もいればそうでない方もいますし、学校が同じだったというような共通点がない同士の集まりではありますが、その中で出会いの素晴らしさを分かち合い、バーベキュー大会を開催することで今後の人生を豊かにできるきっかけとなっていただければ、開催した意義のあるものだと感じております。

ときには喧嘩もあり、ときには共に感動を分かち合い、助け合い・・・。

カテゴリーや地域性を越えて、かけがえのない仲間作りの場として利用していただけたらいいなと思います。

「私達、知り合えて良かったね」と、純粋に思える、そんなバーベキュー大会を目指してまいります。


とりでバーベキュー大会実行委員会
 委員長  角田 善政